在宅ワーク「EXCEL活用」とは
在宅ワーク「EXCEL活用」とは、表計算ソフトEXCELを使った仕事を指し、 EXCELの利便性・汎用性から様々な種類の仕事があります。EXCELは本来の用途である表計算以外に、マニュアルや報告書などの社内文書、 簿記用ソフト、簡易ツール、プレゼン用資料など様々な用途で利用され、 会社や人によっては、パソコンはEXCELとブラウザソフトしか利用しないということも珍しくありません。
そのため、EXCELに対する敷居は低くなっているものの、 EXCELの高度なスキルを要する人材はまだまだ不足しているため、 手間のかかる仕事、高度な機能を使いこなすタイプの在宅ワークが求められています。
在宅ワーク | 編集・資料作成など | 1作業 数百・数千円~ |
VBA・マクロ | 1作業 数万円~ |
在宅ワーク「EXCEL活用」の仕事は2タイプ
EXCEL関連の在宅ワークとして依頼される仕事は、社内で処理しきれない業務です。社内で処理しきれない業務とは、時間がかかるため外部に発注したほうが安い仕事と、 社内人材のスキル不足により、やりたいことは明確だができない仕事です。
手間のかかる仕事
EXCELはデータ管理とそれに基づく調査・分析が得意なソフトです。言い換えると、EXCELで管理、調査・分析をするには、EXCELにデータを登録する必要があります。
しかし、ビジネス上でやりとりされる管理すべき情報(アンケート用紙、名刺、納品書、領収書、など)は、 まだまだ紙でやりとりされているのが現状です。
そのため、それらを管理、調査・分析するため、EXCELに登録する必要があります。
これらEXCELへのデータ登録は、その利用用途から、正確性が最も要求されます。
高度なスキルを必要とする仕事
EXCELにはデータの調査、分析のための様々な機能が付随していますが、 企業で求められるにも関わらずスキルが不足しているのが、 グラフ、マクロ(アドインや関数、入力規則などを含む)、ピボットテーブルかもしれません。グラフは元になるデータと、作りたいグラフの不一致が起こることが多く、 せっかくのデータが活用できないという事態に陥り、外部へ依頼することが多いようです。
マクロは最もスキルが不足しやすい機能です。
マクロがあれば何万、何十万と言ったデータを数分で処理できるにも関わらず、 マクロを作成する能力がなく、単純処理に膨大な時間を要すのはあまりにも非効率と考え、 在宅ワークに依頼します。
ピボットテーブルはデータ分析の必須機能です。
ピボットテーブルがあれば、多次元でのデータ分析を表やデータを作り直すことなく、 自動で行えるため、ビジネスでは非常に重宝される機能なのですが、 ピボットテーブルをうまく活用できる人材がおらず、 在宅ワーカーに依頼します。
在宅ワーク「EXCEL活用」の在宅勤務のスタイルはスキル次第
EXCELを活用する在宅ワークの仕事内容は種類が多く、 仕事内容ごとに勤務スタイルが異なるため、一概には言えません。経理データのように短納期、大容量データ処理には集中した時間が必要ですし、 マクロの作成といったプログラミング能力が求められる仕事では数週間~数ヶ月になることも多く、 自分でスケジュールを作り、自分のペースで仕事ができます。
しかし、EXCELには様々な便利機能が付いており、 マクロやアドオンもインターネット上にたくさん公開されています。
そのため、資料を作る、あるいは、データを入力するといった一見タイピングスピードのみが求められる仕事でも、 それら機能を使いこなせる人なら、すぐに終わってしまうことも珍しくありません。
よって、在宅勤務のスタイルは受注する仕事の内容以上に、 EXCELのスキルに左右されやすくなっています。
在宅ワーク「EXCEL活用」に必要なスキル・環境
EXCEL活用業務は習うより慣れ
EXCELは使えるけれど、マクロやプログラミングはなんとなく苦手と考える人は少なくありません。しかし、プログラミングの世界では、文系学部のプログラマーが多数活躍していますし、 新卒採用でも文系に対する偏見はほとんどありません。
音楽、芸術、運動、機械、研究、医者など、専門学部を出ていないとゼロベースから始めることが困難な学部と比較すると、 学んでしまえば誰でもすぐに始めることができるスキルと言えます。
特に年配の人はプログラミングというだけで、何か難しいものと捉えがちですが、 やる気があれば、1ヶ月程度でほとんど自由に使いこなすことができるほど簡単です。
必要なスキル
EXCELの基本スキルと上記で紹介した高機能以外に、 自身の作業効率を上げるスキルがあればベターです。これはEXCELを自由に使いこなせる、全ての機能を知っているなどの知識量に相当するかもしれません。
また、MicroSoftの資格などに相当するものがあれば、 企業も信頼できるため、仕事が得やすくなります。
その他、EXCELを使って他のソフトを動かしたり、 EXCELが企業システム全体の一部に組み込まれることもあるため、 他のシステムについての知識や理解力があればより重宝されやすくなります。
必要な環境
在宅ワーク「EXCEL活用」に必要な環境は、EXCELが利用できること、 資料の受け渡しができること、 依頼企業と報連相が行えることです。依頼企業によっても異なりますが、必要な環境は概ね以下の様な内容となります。
ただし、マクロの作成などプログラミング業務の場合、 バグの修正に対する保証期間が設けられることがあるため、 メールなどは信頼性のあるものが求められることもあります。
- MicroSoft「EXCEL」
- 口頭での連絡手段(携帯電話、skypeなど無料通話)
- メール
- 圧縮ソフト、暗号化ソフト
- ※ビデオチャットシステム(場合による)
在宅ワーク「EXCEL活用」は仕事依頼サイトで探す
EXCELを活用する業務を探す場合、いくつかの方法があります。一つはアルバイトや派遣社員として働き、退職後に在宅ワークとして働く方法で、最も多くなっています。
この方法は間口が狭い代わりに、仕事量、単価とも安定しており、 コネさえあれば同様に仕事を受注できます。
その他に、プログラミング会社の募集を探すことです。
これはアルバイト情報など以外に、プログラミング会社で業務委託という内容で募集しています。
特にプログラミングは繁忙期と閑散期の差が激しく、人員確保はどの企業も非常に苦労しやすい分野のため、 時期によっては見つけやすいかもしれません。
最も簡単に見つかるのは、仕事依頼サイトでの募集です。
依頼企業からすると、単価が非常に安く抑えられ、 信頼性も高いことから、仕事依頼サイトでは企業以外に個人からの依頼も増えています。
在宅ワーク「EXCEL活用」の給与・収入は作業効率が鍵
EXCEL活用の給与・収入は作業効率が鍵と言えます。一見非常に安い給与、収入に見えても、EXCELの機能を知っていれば、すぐに終わる内容であることも珍しくありません。
そのため、時給に直すと非常に高額になることがありまが、反面EXCELのスキルが低いと低い収入しか得られなくなります。
また、VBAを使ったプログラミングは総じて高額になります。
特にこの分野は企業、個人からの依頼が増加しており、 スキルがあれば派遣社員以上に稼ぐことも可能です。
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