在宅ワーク「データ入力」とは
在宅ワーク「データ入力」とは、企業の資料管理に不可欠な様々な情報を自宅でデータ化する仕事です。パソコン一台あれば家庭でも簡単に実施できるため、データ入力は在宅ワークの中でも主婦・主夫を中心に人気の職種になっています。
発注企業の立場から見ても、外部のデータ入力会社に依頼することにより、 コスト削減・経費削減、コア業務への集中といった効果を得ることができ、 データ入力の外部企業への発注は年々増加しています。
在宅ワーク | アルバイト収入 | 時給500円程度~ |
起業収入 | 時給2,000円程度~ |
在宅ワーク「データ入力」は詐欺会社に注意が必要
在宅ワークや内職がまだ一般的に普及していなかったころ、データ入力業務の仕事に関わる詐欺が横行していました。詐欺会社はデータ入力業務を発注する代わりに、応募者に対して専用のパソコンやマニュアルなどを高額で買い取らせたり、 登録に必要と称して各種資格を取らせる行為を行っていました。
現在でもこのような詐欺会社が存在するかは不明ですが、 たとえどのような理由であっても、在宅の仕事を受注するにあたり、 受注側に金銭の支払いが発生する場合は、 ほとんどが詐欺だと断言できます。
避けたほうが良いでしょう。
在宅ワーク「データ入力」の仕事内容は資料のデータ化
在宅ワーク「データ入力」の仕事は紙やPDF、音声と言った各種資料を、一言一句誤りの無いよう、 正しくデータ化することです。データ化する内容は以下のようなものが多くなっています。
- 手書きのアンケート
- 名簿
- 名刺
- カードなどの会員申込書
- 帳票・伝票
- 論文、研究資料
特に、誤字脱字は最も神経を使う必要があることから、見直し作業は必須となります。
データ入力の仕事は一度経験するとまたやりたいという人と、もうやりたくないという人に大別されるようです。
性格による向き、不向き以外に、 住所や名簿など単調なデータの入力は比較的飽きやすく、眠気や我慢との戦いになります。 逆に研究やレポートなど長文のデータ入力はやりがいがあり、続けるのも楽しいようです。
最初はコツをつかむためにも色々な種類の依頼を試しても良いかもしれませんが、 自分の得意分野、不得意分野を発見すると収入も満足度も高くなるようです。
また、起業してデータ入力業務をする場合、作業をする以外に、 機密保持契約と無償保証期間が必要になることがあります。
在宅ワーク「データ入力」の勤務体系はアルバイトと起業で大違い
データ入力業務を開業して実施する場合、 締め切りさえ守れば、いつ仕事をするかかなり自由に決めることができる勤務体系が魅力です。仕事の納期は作業ボリュームによるものの、1週間程度のものが多く、 かなり自由なスケジュールを組むことが可能で、本業だけでなく、副業でもよほど忙しく無ければ、 柔軟にやりくりできます。
まとまった時間でなくとも、細切れな時間を簡単に仕事時間にすることができるため、 ちょっとした空き時間を有効活用することが可能になります。
慣れている人なら、テレビを見ながら、音楽を聞きながら、といったながら作業も可能で、 かなり融通が効く在宅ワークのスタイルと言えそうです。
ただし、アルバイトとして在宅ワーク「データ入力」をする場合、 ほとんどの案件が「急募」であることが多く、 仕事を受注したらすぐに取り掛かるほど忙しくなります。
在宅ワーク「データ入力」業務に必要なスキルは安全・正確度・速度
在宅ワークとしてのデータ入力業務に必要なスキルは安全・正確度・速度の3つです。難しいスキルではないものの、必ず身につける必要があるスキルと言えます。
安全性
安全性とは、顧客情報を外部に漏らさないことです。データの内容によっては個人情報や企業の機密事項が含まれることがあり、 契約時にはその点が重要視されます。
最近は、情報漏洩を防ぐ観点から、アルバイトでも機密保持契約(NDA)を結ばされることは珍しくありません。
業務上知り得た情報を外部に漏らさない、家族・友達にも話さないことは今やどの会社でも当然のことになっています。
正確度
正確度とは入力ミスが無いことです。ミスがあるとデータが使い物にならないばかりか、経理データや分析用データの場合には、 判断ミスを起こすことにもつながるため、企業からの信頼を失ってしまいます。
これは完了後の見直し作業をするかしないかで大きく変わってきます。
速度
速度は自身の仕事効率を上げる以外に、急ぎ納期の仕事をこなせるかを示します。特に急ぎの仕事は高額単価で受注競争も少ないことが多いため、 タイピングスピードが早いことは在宅ワークの収入を大幅に向上させます。
多くの人がローマ字入力を使いますが、文書の多くは日本語入力のほうが圧倒的に速いため、 データ入力する場合には、日本語入力を覚えるのが良いようです。
その他
在宅ワークの仕事の募集条件として、「PCの基本操作ができること」、という曖昧な基準が設けられることがあります。企業によって基準は異なるものの、概ね以下の様なことができれば問題ありません。
- メールの送受信(資料のやりとりのため)
- 暗号化と圧縮解凍(資料の安全なやりとりと転送速度向上のため)
- Excel初級(開く、文字入力、書式設定、保存)
- Word初級(開く、文字入力、スタイル設定、保存)
在宅ワーク「データ入力」の仕事探しはクラウドソーシング
在宅ワークとしてデータ入力を受注するのにもっとも確実な方法は、 データ入力会社に登録するか、クラウドソーシング会社(仕事依頼サイト)に登録することです。クラウドソーシング会社(仕事依頼サイト)では日々データ入力の業務委託が募集されています。
高額単価の仕事は競争率が高いものの、低額での募集や急募の場合には比較的簡単に受注できます。
クラウドソーシングの場合、過去の実績が重要視される傾向があるため、資格(ワープロ検定、ビジネスキーボードなど)や実績を熱意を持ってアピールすることで、受注確率が上がります。
その他、 アルバイト情報サイトなどで在宅ワークのデータ入力業務のアルバイトを募集していることがありますので、 その情報をいち早くキャッチし、応募することです。
また、在宅ワークではないものの、アルバイト情報や派遣登録、ハローワークでもデータ入力業務を頻繁に募集しています。
派遣時に実績が認められ、信頼されれば、個人契約などを通じて在宅ワークとして依頼されることもあります。
起業する場合はホームページやブログ等を作って、 宣伝するのが最も仕事が受注しやすいようです。
経験なく起業した人が、忙しすぎて休みが取れないという悲鳴のブログもインターネット上で見つけることができます。
在宅ワーク「データ入力」の給与・収入でアルバイト時給を超えるには
データ入力はタイピングスピードに左右されるとは言え、 経費削減、コスト削減の側面が大きいことから、時給500円~2,000円のアルバイト程度に落ち着くようです。ただし、一つの会社、あるパターンのデータ入力など、特化して慣れてくると、 作業効率が大幅にアップし、2倍、3倍のスピードになることも珍しくなく、 時給も2倍、3倍の1,500円~6,000円になります。
その他、入力内容に個人の体験談や感想、分析結果の所感といった データ入力にプラス@の付加価値がつくと、もう少し給与は多くなります。
また、医療や裁判など専門分野のデータ入力は、用語が難しく入力ミスが発生しやすいため、 収入も多くなります。
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